2015年10月31日

伊藤たかみ「ゆず子の形見」「ドライブイン蒲生」「お別れのあとで」「誰かと暮らすということ」

2015.10.31(金)・・再読になった
2014.9.1(月)

ゆず子の形見
(2014.4)

妻が出張先のホテルで死んだ。実は男との浮気旅行だった。幼い息子と土産の冷凍カニを残された夫は、妻の本心を探るため、不倫相手に会いにいく。各紙で絶賛された、芥川賞作家の最高傑作!

太一と息子は、食べていくことでゆずこの死を受け入れていく。
これは「文学」の言葉であるという稀有な感触をもった傑作だ----田中和生氏(毎日新聞)

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2015.10.31
新井さんは末期がん・・死ぬことよりも放射線治療の影響がでて自分が自分でなくなってしまうことのほうが怖いと話す。今は満腹中枢がおかしくなっているようで、一人前の食事では満腹感を得られなくなっている
新井さんを見舞った帰り道、太一は原さんとキスをするけれど寂しくてたまらない。・・(寒い日に手をすりあわせるような寂しい行為・・P21)



2014.8.20〜
ドライブイン蒲生

客も来ないさびれたドライブインを経営する父。姉は父を嫌い、ヤンキーになる。だが父の死後、姉弟は自分たちの中にも蒲生家の血が流れていることに気づき……。そして今、子連れで離婚寸前、ぱさついた茶髪の姉を、弟はなぜか、美しいと思う…ハンパ者一家を、哀惜にみちた筆致で描く、芥川賞作家の最高傑作。

著者について

1971年生まれ。95年『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』で文藝賞を受賞しデビュー。『ミカ!』で小学館児童出版文化賞、『ぎぶそん』で坪田譲治賞、『八月の路上に捨てる』で芥川賞を受賞。

Amazon.co.jp: ドライブイン蒲生 (河出文庫): 伊藤 たかみ: 本


2014.8.3(日)〜

お別れのあとで」(2011.12)短編集

◆「あなたの右側」・・バツイチの若菜と年下の同棲相手新一・・

※あわてても仕方ないのだ。別れたあとの人生のほうがずっと長い(p11)

内容(「BOOK」データベースより)
結婚が決まった寛を祝おうと、高校時代の部活仲間が集まり、山でバーベキュー・パーティーが開かれた。子どもたちのジュースが川に流されてしまい、寛とかつての彼女が彼らの代わりに探しに行くが、道に迷ってしまう。夫を亡くした彼女と話しているうちに、二人は自然と昔に戻っていく…(「お別れの、そのあとで」)。「幸せ」をつかんだはずの男女が予期しない別れを経て、また新たな一歩を踏み出すまでの姿を、丁寧な筆致で描く。表題作ほか、6編を収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊藤/たかみ
1971年兵庫県生まれ。’95年早稲田大学政経学部在学中、『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』で第32回文藝賞を受賞し、デビュー。2000年『ミカ!』で第49回小学館児童出版文化賞、’06年『ぎぶそん』で第21回坪田譲治文学賞を受賞、同年『八月の路上に捨てる』で第135回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2014.6.18

誰かと暮らすということ」(2013.1)

いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう――都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常にやわらかなまなざしを投げかけるハートウォーミングストーリー!
いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう―実社会にしっくりなじめず、自分の居場所をさがしあぐねている人々。会社で同僚からも距離を置かれている同期の男女、倒産寸前の店を経営する夫婦、離婚してひとり暮らしを始めた女性…都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常にやわらかなまなざしを投げかけるハートウォーミング・ストーリー。

Amazon.co.jp: 誰かと暮らすということ (角川文庫): 伊藤 たかみ: 本

伊藤 たかみ(いとう たかみ、男性、1971年4月5日 - )は、日本の小説家。

兵庫県神戸市生まれ。5歳から小学校5年までを大阪府枚方市、小学校6年時から高校卒業後の浪人時代までを三重県名張市で過ごす。三重県立上野高等学校を経て早稲田大学政治経済学部卒。もともと同大学文学部を志望していたが受験に合格できず、やむなく政治経済学部に進学したと語っている。

1995年、大学在籍中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第32回文藝賞を受賞し小説家デビュー。同作品をもって早稲田大学より小野梓記念賞芸術賞を受賞。2000年、『ミカ!』(理論社)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。2006年、『ぎぶそん』(ポプラ社)で第21回坪田譲治文学賞受賞。同年「八月の路上に捨てる」で第135回芥川賞受賞。

前妻は直木賞作家の角田光代。歌手の平井堅とは中学・高校時代の同級生。他の同級生としては、村田渚(コメディアン)、伊藤尚美(デザイナー)などがいる。現在は一児の父。

作品リスト[編集]
『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』1996年、河出書房新社、のち文庫(初出:『文藝』1995年冬号)
『17歳のヒット・パレード(B面)』1996年、河出書房新社、のち文庫、ISBN 978-4309408224
『卒業式はマリファナの花束を抱いて』(書き下ろし長編)1997年、河出書房新社、
『ロスト・ストーリー』1999年、河出書房新社、のち文庫、ISBN 978-4309408248
『ミカ!』1999年、理論社、のち文春文庫、ISBN 978-4167679026
『リセット・ボタン』2000年、幻冬舎文庫書下ろし、ISBN 978-4877288747
『アンダー・マイ・サム』(書き下ろし長編)2001年、青山出版社、のち講談社文庫、ISBN 978-4062755269
『ミカ×ミカ!』2003年、理論社、のち文春文庫、ISBN 978-4167679996
『盗作』2003年、河出書房新社、ISBN 978-4309015545
『指輪をはめたい』2003年、文藝春秋、のち文庫、ISBN 978-4167717100
『雪の華』2004年、角川春樹事務所、のち文庫、ISBN 978-4758432580
『ぎぶそん』2005年、ポプラ社、のち文庫、ISBN 978-4591086636
『ドライブイン蒲生』2006年、河出書房新社、のち文庫、 ISBN 978-4309017662 ドライブイン蒲生(『文藝』2006年春号)
無花果カレーライス(『文藝』2005年夏号)
ジャトーミン(『文藝』2005年春号)

『八月の路上に捨てる』2006年、文藝春秋、のち文庫 八月の路上に捨てる(『文學界』2006年6月号)
貝からみる風景(『文學界』2006年9月号)

『フラミンゴの家』文藝春秋、2008 のち文庫
『カンランシャ』光文社、2009 のち文庫  
『海峡の南』文藝春秋、2009 のち文庫
『誰かと暮らすということ』角川書店、2009 のち文庫  
『そのころ、白旗アパートでは』講談社、2010 
『お別れの、そのあとで』光文社、2011 
『秋田さんの卵』講談社、2012
『ゆずこの形見』河出書房新社、2014

映画[編集]
『指輪をはめたい』2011(配給:ギャガ/キノフィルムズ共同配給、監督:岩田ユキ、主演:山田孝之、小西真奈美、真木よう子ほか)
『ドライブイン蒲生』2014公開予定(配給:コピアポア・フィルム、監督:たむらまさき、主演:染谷将太、黒川芽以、永瀬正敏ほか)

伊藤たかみ - Wikipedia
posted by りょうまま at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊藤たかみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする