10/3阿川佐和子「屋上のあるアパート」2003年1月
務めていた編集プロダクションの倒産を機会に一人暮らしをはじめた麻子の日常・・
阿川佐和子(あがわ さわこ、1953年11月1日 - )は、日本のエッセイスト、タレント。独身。
実業家阿川甲一の孫、作家阿川弘之の長女、法学者阿川尚之の妹。
東京都に作家阿川弘之の長女として生まれた。幼少期(2歳)の一年間は広島市の伯母宅で育った[1][2]。
東洋英和女学院中学部・高等部を経て、慶應義塾大学文学部西洋史学科卒業。卒業後は就職せず織物職人を目指しさまざまなアルバイトを経験する。
1981年、『朝のホットライン』でリポーターを務めたのを皮切りに、1983年より報道番組『情報デスクToday』のアシスタントを、1989年からは『筑紫哲也NEWS23』のキャスターを務めた。1992年米国ワシントンへ渡米、帰国後『報道特集』のキャスターとなる。
報道キャスターとして硬派な報道番組に出演し続けていた彼女に転機が訪れたのは1998年、「TVタックル」に出演するようになってからである。ビートたけし、大竹まことという二人の強烈な個性によって、バラエティの才能を引き出されることになり、この年以降、キャスターとしてでなくタレントとしてバラエティ番組に出演する機会が増えることとなる。
檀ふみ、安藤優子、平野レミとは親交が深い。特に檀とは父親が有名作家同士であることから特に親密であり、共著は多く、CMでも共演している。檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』で1999年講談社エッセイ賞を受賞し、小説『ウメ子』で坪田譲治文学賞を受賞した。
受賞歴
1999年、『ああ言えばこう食う(檀ふみとの共著)』で講談社エッセイ賞を受賞。同年、小説『ウメ子』で坪田譲治文学賞を受賞。
2008年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。
小説
ウメ子 小学館、1999 のち文庫(第15回坪田譲治文学賞)
恋する音楽小説 講談社、2001 のち文庫
マチルデの肖像 〜恋する音楽小説2〜 講談社、2003 のち文庫
屋上のあるアパート 講談社、2003 のち文庫
スープ・オペラ 新潮社、2005 のち文庫
婚約のあとで 新潮社、2008 のち文庫
ギョットちゃんの冒険 スタジオジブリ編 大和書房 2008.7
うからはらはら 新潮社、2011
阿川佐和子 - Wikipedia