2018年08月12日

薬丸岳「神の子、上・下」「Aではない君と」「刑事の約束」

2018.8.12

85 刑事の約束 2014.4



2018.5.1〜

44・「神の子

上巻 p444 「 今でもこれからもそうだ。おれは生きるためならどんなことでもする。ただし、それは自分が生きるためだけにすることだ。他人のためにそんなことはしない。よく覚えておくんだな」町田を見つめながら、磯貝の言葉が脳裏によみがえってきた。あいつの中で何かが欠けているんだ。大切な何かがーー

神の子(上)薬丸岳/著

おれはこの頭だけを頼りに今まで生きてきた。これからもそうさ。生き残るためには手段を選ばない。

殺人事件の容疑者として逮捕された少年には、戸籍がなかった。十八歳くらいだと推定され、「町田博史」と名付けられた少年は、少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録する。法務教官の内藤は、町田が何を考えているか読めず、彼が入所したことによって院内に起こった不協和音に頭を悩ませていた。やがて、何人かの少年を巻きこんだ脱走事件の発生によって、事態は意外な展開を見せる……。
おまえは何を望んでいるんだ? どうすればおまえの苦しみは少しでも癒やされる?https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334929572

神の子(下)薬丸岳/著
身許引受人の町工場で働きながら、大学に通いはじめた町田。知り合った学生たちの起業を手伝うことにもなり、他人と過ごす時間が彼の心を少しずつ解きほぐしていく。だが、忌まわしい過去は、彼を易々と手離しはしなかった。ふたたび町田に接近する室井の真意とは……!? 吉川英治文学新人賞作家が描く、エンタテインメントの醍醐味を存分に詰め込んだ圧倒的傑作!https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334773922


2017/05/09

86.「Aではない君と」(2015.9)勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が、死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年が罪を犯した場合、保護者自らが弁護士に代わり話を聞ける『付添人制度』を知る。なぜ何も話さないのか。翼は本当に犯人なのか。自分のせいなのか。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。

薬丸岳(やくまる・がく)
1969年兵庫県明石市生まれ。駒澤大学高等学校卒業。 2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。 主著に『刑事のまなざし』『その鏡は嘘をつく』『刑事の約束』の夏目シリーズ、『友罪』『神の子』『誓約』『アノニマス・コール』などがある。
posted by りょうまま at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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