2019年04月28日

羽田圭介「5時過ぎランチ」「成功者K」「走る」「黒冷水」

2019.4.26 金  28日

51.5時すぎランチ(2018.5)・・結構怖い話っぽい・・28日朝・・CIMG2424.JPG

51「5時過ぎランチ」怖いけど・・面白いお話しが3つ。GSアルバイト萌衣の行動は「なめんなよ」という声が聞こえてきそうだった、次は〜

52.「生きるとか死ぬとか父親とか」「この男になにかしてあげたいと思わせる能力が異常に発達している父」のお話し( ^^) _U~~私はこういう父は絶対ごめんこうむりたい

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2017.8.27

CIMG1688.JPG  成功者K(2017.3)

私小説の伝統に逆らう“増長”芸(文芸評論家:斎藤美奈子

 17歳でデビューした羽田圭介が13年目にして芥川賞を受賞し、名前を売って『成功者K』なんて本まで書く。めざましい成長と活躍? いやいや、ここは「調子こいてんじゃないわよ」と一喝してやるべきだろう。だってそういう小説なんだから、これは。
 主人公のKは芥川賞をとって「多大なる成功」を手にした(と思い込んでる)30歳の小説家。本とは無関係な地上波のバラエティー番組に出演したのを機に一躍有名になってしまった。以来、町を歩けば「芥川賞とった人ですよね」と声をかけられ、テレビ局からはオファーの山。地方都市のサイン会に赴けばプレゼント攻勢。成功者である以上むろん外出時には帽子とマスクが欠かせない。
 「すごく、女性からモテるんじゃないんですか」という質問には「そんなことないですよ」と答え、「どういった目的でこんなにもテレビに出ていらっしゃるんですか?」と聞かれれば「本の宣伝です」とかわしてはいたものの、自らギャラはつり上げる、あっちから女の子は寄ってくる。気がつけば、成功者Kは狙った美女は逃さない性交者Kになっていた……。
 そんなバカな、と思いながらも、ついついノセられる展開。私小説の定石は自虐芸、という伝統に逆らって、この小説はどこまでも図に乗って増長していく作家の姿を露悪的、偽悪的に描いてみせるのだ。
 〈昔は臆病で女とつきあうときも自分から告白などしてこなかったのに、どうしてこんなにも強気で自信のある人間になったのか、わからなかった〉とうそぶくK。〈芥川賞は、そんなにすごいのだろうか〉
 んなわけないじゃん。という現実にはたしてKは気づくのか。それとも!?
 もともと羽田圭介は特異な状況に放り込まれた人物の極端な行動を描くのが得意な作家だ。芥川賞受賞作は介護、前作はゾンビ、今度はテレビ。くれぐれも眉に唾(つば)して読まれたし。
    ◇
 はだ・けいすけ 85年生まれ。「黒冷水」で文芸賞を受けデビュー。「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞。

作家の読書道

2017.5.01

83.「走ル」(2008.)物置で発掘した緑のビアンキ。その自転車で学校に行った僕は、そのまま授業をさぼって北へと走るが……。「21世紀日本版『オン・ザ・ロード』」(読売新聞)と評された、文藝賞作家の青春小説!

2017.4.27(木)

羽田圭介「黒冷水」
兄の部屋を偏執的にアサる弟と、執拗に監視・報復する兄。出口を失い暴走する憎悪の「黒冷水」。兄弟間の果てしない確執に終わりはあるのか? 当時史上最年少十七歳・第四十回文藝賞受賞作!

羽田 圭介 (ハダ ケイスケ)
1985年生まれ。2003年『黒冷水』で文藝賞を受賞。2015年「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞。著書に『走ル』『不思議の国の男子』『隠し事』『「ワタクシハ」』『メタモルフォシス』他がある。

★★★
河出書房出版
http://www.kawade.co.jp/np/search_result.html?writer_id=07721
成功者K
ある朝目覚めると、Kは有名人になっていた。TVに出まくり、寄ってくるファンや知人女性と性交を重ねるK。これは実話か、フィクションか!? 又吉直樹氏推薦、芥川賞作家の超話題作!

隠し事
すべての女は男の携帯を見ている。男は……女の携帯を覗いてはいけない! 盗み見から生まれた小さな疑いが、さらなる疑いを呼んで行く。話題の芥川賞作家による、家庭内ストーキング小説。

不思議の国の男子
年上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた……高一の遠藤と高三の彼女のゆがんだSS関係の行方は? 恋もギターもSEXも、ぜーんぶ“エアー”な男子の純愛を描く、各紙誌絶賛の青春小説!

走ル
物置で発掘した緑のビアンキ。その自転車で学校に行った僕は、そのまま授業をさぼって北へと走るが……。「21世紀日本版『オン・ザ・ロード』」(読売新聞)と評された、文藝賞作家の青春小説!

不思議の国のペニス
男子校1年の遠藤は自称エロセレブ。2つ歳上の女とSMならぬSSの関係を続けるが実は童貞。エロから始まり、ラブに落ちた、ぼくとナオミの“逆走する純愛”を描く、文藝賞受賞第一作!

羽田 圭介(はだ けいすけ、1985年10月19日 - )は、日本の小説家。東京都生まれ、埼玉県北葛飾郡松伏町育ち[要出典]。明治大学商学部卒業[1]。

幼少時、車に轢かれるが奇跡的に助かるという経験を持つ。高校時代は毎日放課後に40km、自転車で走りトレーニングをしていた。将来の夢として実業団選手を目指しており、自転車で北海道まで走破したこともある[2]。
明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞[1]。17歳での文藝賞受賞は堀田あけみ、綿矢りさと並んで当時3人目で、当時最年少だった(のち2005年に三並夏に更新される)。応募は締切日ぎりぎりの投函だった。
明治大学に進学し、2006年受賞第一作「不思議の国のペニス」を『文藝』に発表。2008年同誌に「走ル」を発表、芥川賞候補作となる。大学卒業後は一般企業に就職するが、1年半で退職し専業作家となる[3]。2010年、第四作「ミート・ザ・ビート」で第142回芥川賞候補。2012年、「ワタクシハ」で第33回野間文芸新人賞候補。2013年、「盗まれた顔」で第16回大藪春彦賞候補。2014年、「メタモルフォシス」で第151回芥川賞候補、第36回野間文芸新人賞候補。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞候補。同年7月16日、同作で芥川賞を受賞[4]。お笑い芸人の又吉直樹『火花』との同時受賞や本人のキャラクターが話題となり、その後はテレビ番組などマスコミへの出演が激増[5]。2017年にはNHK新春スペシャルドラマ『富士ファミリー2017』に出演し、俳優デビューも果たした[6]。

作家の読書道
羽田圭介ツイッター
ラベル:羽田圭介 黒冷水
posted by りょうまま at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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