2019年05月03日

86.山崎ナオコーラ「反人生」「ニキの屈辱」「美しい距離」「ボーイミーツガール」

2019.5.2 木

56.反人生 2015.8・・・「内面を掘り下げるなんて馬鹿のやることだ、むしろ世界を作りたい」とか「できるだけ長生きしてこの世界を見続けたい」と思考はとっても威勢がいい。見た目は大変物静かな未亡人萩子55歳。今は、25歳のサワラちゃんに恋心を抱いている。。人生は頭の中で作るものと思っている萩子。。サワラちゃんとのかかわりの中で少し考え方が変わってくるというお話し??CIMG2436.JPG

Amazonより
「人生作り」には興味がない。
流れる季節を感じるだけで、
世界は十分面白い――

夫を亡くしてひとり暮らしの荻原萩子・五十五歳が抱く、
バイト仲間の年下女子・早蕨へのときめきと憧れ。――「反人生」
世界を旅する寅次郎、ユーモアのセンスあふれる桃男。
男友だちから新たな感覚を学ぼうとする大沼の行く末は……。――「越境と逸脱」など全4編。

男と女、親と子、先輩と後輩、夫と妻。
無意識に人々のイメージに染み付いている役割や常識を超えて、
自由でゆるやかな連帯のかたちを見つける作品集。

夫を亡くしてひとり暮らしの荻原萩子・五十五歳が抱く、バイト仲間の年下女子・早蕨へのときめきと憧れ。―「反人生」。世界を旅する寅次郎、ユーモアのセンスあふれる桃男。男友だちから新たな感覚を学ぼうとする大沼の行く末は…。―「越境と逸脱」。自由でゆるやかな連帯のかたちを見つける全四編。


2017・8・9 水

129「ニキの屈辱」(2011年)

ニキの屈辱 山崎ナオコーラさん 2011年09月11日見る・見られるが逆転する恋

 2004年のデビュー作『人のセックスを笑うな』以来となる恋愛小説。どちらも男性が語り手だ。他にも『カツラ美容室別室』など男性視点の小説が多い。「『俺が』と書くと、愉悦を感じる。小説は、違う者になれる自由さがある」
 本作は、横柄な女性写真家ニキと彼女に尽くす男性アシスタントとの恋をつづる。女性の三味線奏者と、献身的な丁稚(でっち)の関係を描いた谷崎潤一郎の小説「春琴抄」を意識した。
 「駄々ばかりこねる女に男がつきあってくれるところに、胸がキュンとする。現代は女性上位の時代なので、生きにくいと思われる男性の側から描いてみようと思った」
 ところが2人の関係は変容する。アシスタントは写真家として独立し、ニキと別れる。ニキは彼に昔撮られた自分の写真を見て、彼の恋心を知る。「どうして気がつかなかったんだろう」というニキの嘆きが重い。2人の写真家に託して〈見る(主体)/見られる(客体)〉関係の逆転が巧みに描かれている。
 「ニキは写真家として〈見る〉存在になりきっていた。でも、彼の撮った写真を見て、自分が一人の人間として女性として〈見られ〉ていたと知り、屈辱を感じる。ニキは実は弱みのあるかわいい人なんです」
 ジェンダー論では男性が〈見る〉側、女性が〈見られる〉側という固定観念への異議申し立てがある。
 「私は女性として見られたくない。ただ書く存在でありたい」
 2年前から登山を始め、昨年はエベレストの標高4900メートル地点まで登った。「バカと煙は高い所が好きっていいますけど。空や景色を眺めると、生まれた甲斐(かい)を感じます」
    ◇
 河出書房新社・1365円




2017.1.18(水)

18.ボーイミーツガール極端なもの(2015)

鳥子72歳・・・エンディングノートを書こうとして気が付いた。今まで恋をしたことがない。
竜子48歳
伽奈21歳・・・野球選手の奥さんになるため管理栄養士の資格を取得しようと勉強に励んでいる。大学を卒業してコンビニでバイトしていた5月、管理栄養士の国家試験に合格


2016.9.9 
86.山崎ナオコーラ「美しい距離」2016.8

P82 死ぬまでの修行中、
P93 元気がなくても社会とかかわりあいたい

P127・・生と死は本当に家族だけのものだろうか・・

山崎 ナオコーラ(やまざき ナオコーラ、yamazaki nao-cola、1978年9月15日 - )は、日本の小説家。本名、山崎 直子(やまざき なおこ)。福岡県北九州市生まれの埼玉県育ち、東京都在住。國學院大學文学部日本文学科卒業。現在、國學院大学兼任講師として日本近現代文学を講じている。山崎ナオコーラ - Wikipedia
posted by りょうまま at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック