2021年01月21日

『さよなら、ニルヴァーナ』「トリニティ」『アカガミ』「水やりはいつも深夜だけど」「晴天の迷いクジラ」他窪美澄

2021.1.12 〜 1/20水

CIMG3775.JPG2.「さよならニルヴァーナ」小説家になる夢をあきらめて、実家に戻り、母と妹家族の家政婦となっていたキョウコ。実家のある街に、14歳で5歳女児を殺害
したAが住んでいるらしいという情報から、少年Aの物語を書きたいと強く願うようになり取材を始める・・実際にあった悲惨な事件を物語にするということは私は好まないようだ。。でも途中でやめることもできず、読みおえるのに10日もかかってしまった。


2021.1.2 〜 1/9

トリニティ」2019年

専業主婦鈴子72才、フリーライター登紀子79才、イラストレーター妙子 は20代の頃出版業界で一時、遊び仲間だった。妙子の葬儀で再開した鈴子と登紀子。鈴子の孫奈帆が取材者となり、3人の生きてきた軌跡の物語。時代は違えど(物語のメインは1960年代東京オリンピック前後)、結婚も仕事も恋愛も子供もすべて手に入れたいと願う姿、あれこれ苦悩、苦労する姿は同じなんだといことに驚く。結局女性の生き方のモデルというものはなくて、各人が各人のやり方で人生を作っていくしかないのだ。




2020.12.29 火

CIMG3747.JPG126 アカガミ 2016.4

2021.1.2

2030年、2000年以降生まれのものたちは人とのかかわりが減り、将来への希望が持てないと感じいて、少子化はますます進んでいる。それを打破するシステムとして「アカガミ」があった。25歳介護士母とふたり暮らしのミツキは、昭和生まれの性産業従事者ログと知り合うことでアカガミにはいり、サツキと共同生活を始める・・最後はどうなったか・・・どうなるのか。・・思いもかけなかったラストに途中のいろいろ考えたことが吹っ飛んでしまった。。。「そうそううまくはいかないものだ、だけどなんとか幸せになってほしい」という感想



★★★

2030年 25歳ミツキ 介護士、母(寝ていることが多い)とふたり暮らし

わたしログ、アメリカから帰国して国が管理する性産業に従事中

p24「・・この街で2000年以降生まれの人間と出会うのはジャングルで希少動物と出会うのと同じ確率ね・・」「テレビをつけても10代20代の芸能人を見ることはほとんどなくなた。性産業は衰退するばかり。夜の街を歩いているのも30代以上の人間ばかり。異性のことを考えるのは年寄りの趣味でしかない」

ミツキは大学生の時、自殺をしようと入った店でログと知り合った。

ログ(ミツキの倍以上の年齢)「あなたたち世代はどうして死を急ぐの?」ミツキ「40歳で死ぬって信じてるわけじゃない。でも、それまでの時間をどうすごしたらいいかわからない。自分が一年ごとに古びていくのが怖い、40歳過ぎても自分が生きているとしたら、どうしようもなく怖い」

ログ「あなたはどうしてあのとき死のうとしたの?」ミツキ「わからない」

p130 私はサツキと離れたくない。離れていると寂しい。私は今は全く憂鬱じゃない、死にたいと思っていた自分はどこにもいない



CIMG3734.JPGトリニティ」2019.3

2020.12.22

CIMG3728.JPG私は女になりたい

恋人だった14才下の公平と別れて5年、53才になった美容皮膚科医師は「1日も彼を思わない日はない」と始まる。久々の恋愛小説!!はドラマ化にぴったりじゃんと思いながら楽しんだ。もちろん楽しく幸せな時は永遠に続くわけもなく、大学生の息子からは氷のように冷たい言葉をあびせられ、自殺未遂を繰り返す元夫、高齢者施設にいる実母、病院のオーナー、公平の元婚約者等、障害となるエピソードは満載、かつ苦しい気分になる(子育てに終わりはない・・というくだりには絶望したし、そうか・・と自分自身の気持ちを引き締めた・・少しだけど)公平と別れたあとのストーリーも全く飽きることなく最後まで一気読み、主人公には幸せな人生が続いてほしいと心底思う。。同じ作者の本を3冊借りてきてしまった


2016.8.5(金)
74.アカガミ(2016.6)

p54 ログは一呼吸おいていった「子宮は子供を産むためにあると思うわ。その機能を使わなかった人間はくるっていくしかないいんだわ。恋愛や出産や子育てに費やされなかった時間を甘くみてはいけない。その時間は女には必要なものよ。・・・体にそれがあるというのはなにか意味のあることなのよ・・・」

P60〜。。2030年・・2005年生まれミツキは「アカガミ」にはいり恋愛や結婚、家族についての講義を受けている。講師はセックスのことは「まぐわい」といい「家族をつくることは人類最大の発明である」と熱弁をふるった



2016.3.14(月)読了

〈インタビュー〉窪美澄さん『さよなら、ニルヴァーナ』 「少年A」をめぐる女性たちの物語 ほんのひきだし


2015.11.11(水)

水やりはいつも深夜だけど」2014.11

じわじわと泣けてきそうになるところ・・重松清さんの女性版といったところか!!と思った次第


2014.6.16(月)

クラウドクラスターを愛する方法」(2012.10)

「輝くような人生の流れに乗るためのボートは、どこにあるんだろう」。
誕生日を間近に控えた大晦日の朝、3年間一緒に暮らした彼が出て行った。
その原因は……

デビュー作で山本周五郎賞を受賞した実力派作家が「家族」を描く、待望の第3作。
表題作書き下ろし。 Amazon.co.jp: クラウドクラスターを愛する方法: 窪 美澄: 本


2013.12.4(水)

晴天の迷いクジラ」窪美澄 2012.2

以前に読んでるはず!!

内容紹介

ただ「死ぬなよ」って、それだけ言えばよかったんだ――『ふがいない僕は空を見た』の著者が放つ待望の二作目。感涙長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)

壊れかけた三人が転がるように行きついた、その果ては?人生の転機に何度も読み返したくなる、感涙の物語。
Amazon.co.jp: 晴天の迷いクジラ: 窪 美澄: 本

窪美澄(くぼ みすみ、女性、1965年 - )

東京都稲城市生まれ。カリタス女子高等学校卒業。短大中退後、広告制作会社勤務を経て、出産後フリーランスの編集ライター。妊娠、出産、子育て、女性の体と健康を中心にすえ、占星術、漢方などをテーマに、書籍、雑誌、webの世界で活動。2009年「ミクマリ」でR-18文学賞大賞受賞。2011年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)で第24回山本周五郎賞受賞、第8回本屋大賞第2位。同作はタナダユキ監督により映画化され、第37回トロント国際映画祭に出品された。2012年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞受賞。

ふがいない僕は空を見た(2010年7月 新潮社 / 2012年10月 新潮文庫)

晴天の迷いクジラ(2012年2月 新潮社)
収録作品
ソラナックスルボックス(『yom yom』Vol.22)
表現型の可塑性(『yom yom』Vol.23)
ソーダアイスの夏休み(書き下ろし)
迷いクジラのいる夕景(書き下ろし)

クラウドクラスターを愛する方法(2012年10月 朝日新聞出版)
収録作品
クラウドクラスターを愛する方法(書き下ろし)
キャッチアンドリリース

窪美澄 - Wikipedia>
posted by りょうまま at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 窪美澄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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