2018年04月30日

「眠りの庭」「からまる」「森の家」千早茜


2018.4.30(月)

42.男ともだち(2014.5)

内容紹介
関係のさめてきた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調、でも何かが足りない――29歳、イラストレーター神名葵。

八年ぶりの電話を掛けてきた大学の二歳上の先輩・ハセオはいつも馬鹿笑いしてばかりの、女の切れない男だったが、決して神名には手を出さなかった。男ともだち。そういう呼び名以外はあてはまらない。でも、誰よりも居心地のいい相手だった。同じ種族を本能的に求めるように神名は彼と一緒にいた。

男ともだちは恋人ではない。彼には親密に付きあっている女性たちがいるだろう。でもひょっとすると、男ともだちは女たちにとって、恋人なんかよりずっとずっと大切な相手なのではないか。いつまでも変わらずに、ふとした拍子に現れては予想もつかない形で助けてくれる――。

29歳、そして30歳。
仕事と男と友情の、熱くてビターな日常を描いた傑作長編小説。

アマゾン








★★★

2014.3.26〜3/28

眠りの庭」(2013.11)

「アカイツタ」

「イヌガン」・・

・許すだなんで傲慢だわ・・p187

・人はわかりあえない。すべてを知ることはできない。それでいい。毎日そこからはじめればいい。日々、相手の鼓動に耳を澄ませて、繋いだ手を握りなおすのだ。たとえどんな真実が突きつけられても、それを踏まえて歩き続けるしかない・・P223

白い肌に、長い髪、そして細い身体。彼女に関わる男たちは、みないつのまにか魅了されていく。そしてやがて明らかになる彼女に隠された真実。2つの物語がひとつにつながったとき、衝撃の真実が明らかになる。


内容(「BOOK」データベースより)

「アカイツタ」美大を卒業したものの、画家になることもなくくすぶっていた萩原は、美術評論家の真壁教授の紹介で、女子校の臨時教員として勤めることになる。美術準備室で見つけた、暗い目でこちらを見つめる少女の絵。自画像だと思ったそれは、謎の死を遂げた鈴木という女生徒が、真壁教授の娘・小波を描いたものだった。やがて萩原は小波に惹かれていくが、彼女には誰にも言えない秘密があった…。「イヌガン」大手家電メーカーに勤める耀は、年上の彼女、澪と一緒に暮らして3年になる。掴みどころのない澪だったが、その穏やかな日々に満足していた。しかし、澪がときおり漏らす本音と怪しい行動に、耀は少しずつ不安を抱いていく。ある日、澪を尾行した耀は、思いがけない場面を目撃することになる…。過去を背負った哀しき女と、彼女に囚われていく男たち。2つの物語がつながったとき、隠された真実が明らかになる。あふれ出す情感を描き切った、心ゆさぶる墜落と再生の物語。 Amazon.co.jp: 眠りの庭 (単行本): 千早 茜: 本


2014.1.1「森の家

名も知らぬ木々で覆われた、森のように静かな家で暮らす、佐藤さんとその息子・大学生のまりも君。そこへ転がり込んできた、佐藤さんの恋人の美里。理解されない孤独をそれぞれに抱える3人は、どこか寄り添うように、「森の家」での奇妙な共同生活を続けるのだが――。小説すばる新人賞・泉鏡花賞ダブル受賞の異才が描く、ちょっと普通じゃない、「家族」のカタチ。

内容(「BOOK」データベースより)

互いのことに深く干渉しない。その暗黙のルールは気ままな私が作っているのではなく、佐藤さんの微笑みが作っている―。30過ぎの美里と、ひと回り歳上の恋人・佐藤さん、その息子で大学生のまりも君。緑に囲まれた家で“寄せ集めの家族”がいとなむ居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪で破られる。それは14年前の、ある約束のためだった…。繋ぎとめるための言葉なんていらない。さみしさを共有できたら、それでいい。泉鏡花文学賞受賞作家が描く奇妙でいとしい「家族」のかたち

amasonn

★★★

2013.11.29

からまる」千早茜(2011.2)

内容紹介
心を惑わせる女と揺らぐ男。そして二人をとりまく、無脊椎動物のように現代を泳ぐ男女たち。愛情とは何か。性とは何か。驚異の新人が妖艶な筆致で描く、7つの連作短編集!
内容(「BOOK」データベースより)
もがき迷いながら“いま”を生きる7人の男女たちが一筋の光を求めて歩き出す―。視点が切り替わるごとに、それぞれが抱える苦悩や喜び悲しみが深まってくる。からまりあう男女を描いた、7つの連作集。
Amazon.co.jp: からまる: 千早 茜: 本

千早 茜(ちはや あかね、1979年8月2日 ‐ )は日本の小説家。北海道江別市出身。京都府在住。立命館大学文学部卒業。幼少期をアフリカ・ザンビアで過ごす

経歴
2008年、「魚」で第3回ポプラ社小説大賞で最終選考作品に残る[2]。同作で第21回小説すばる新人賞受賞。受賞後「魚神」と改題。
2009年、「魚神」で第37回泉鏡花文学賞受賞。
2013年、「あとかた」で第20回島清恋愛文学賞受賞。
著作
『魚神』(2009・集英社、2012・集英社文庫)
『おとぎのかけら 新釈西洋童話集』(2010・集英社)のち文庫 
『からまる』(2011・角川書店)
『あやかし草子 みやこのおはなし』(2011・徳間書店)
『森の家』(2012・講談社)
『桜の首飾り』(2013・実業之日本社)
『あとかた』(2013・新潮社)
千早茜 - Wikipedia
posted by りょうまま at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 千早茜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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