2015年07月30日

「少年時代」「珈琲屋の人々」「真夜中の運動会」池永陽

2015.7.30(木)
76「少年時代

舞台は昭和40年の岐阜県郡上八幡。清流で知られるこの町には「中学に入るまでに町を流れる吉田川に飛び込めば一人前の男」という伝統があった。一人前になるため奮闘する主人公と、友人・先生などの姿を瑞々しく描いた叙情豊かな長編青春成長小説。Amazon.co.jp: 少年時代 (双葉文庫): 池永 陽:

2015.6.24(水)64.珈琲屋の人々(2009.1)

殺人という前科のある行介が営む小さな町の珈琲店に集う人々の物語。

◆p197〜「・・智子さんを忘れる必要はあるのだろうか?忘れるときはほおっておいても忘れるだろうし、忘れられないものは死ぬまで忘れない。いいじゃないか、それでお前がなかなか結婚できないのなら、それはそれでいいと俺は思っている。なにも無理して忘れることはない・・智子さんのことはとても悲しいことではあるけれど、そのことをいつまでも忘れないお前の心をオレは眩しいものだと思う。・・理不尽なこと汚いこと、目をおおいたくなることがいっぱいある中、智子さんを思う気持ちはで唯一きらめいていること・・大切にしてほしい。苦しみながら悲しみながら大事に守ってほしい。それがちゃんとした人間の営みだと僕は思う。そういう眩しいものを抱えていてもいつかは誰かと結婚できるような気がする。。それとこれとはまったく次元の違う問題だし、決して智子さんを裏切ることにはならないはずだと俺は思うぞ・・」

★★★

2013.10.11
真夜中の運動会(2008.5)以前読んだことあったふらふら

高校3年生の布施靖が聞いた、祖父・久三の初恋話。彼は小学校時代、大好きだった千代子と運動会で走るのを楽しみにしていたが、戦争がその夢を砕いてしまったという。ある日、久三は「わしが千代子を殺した」と告白し、それを境にボケの症状を見せ始める。その後、何度も繰り返される言葉の意味を探り始めた靖は、じいちゃんのほろ苦い青春に辿り着くのだった。
内容(「BOOK」データベースより)
大学受験を控えた布施靖の家庭は、波風の立たない平和なものだった。しかし、じいちゃんがボケ始めた日を境に、すべての歯車が狂い出す。父親のリストラ、いそいそと外出する母親の不審な行動、靖を誘惑する年上の女性、そして、愛する彼女がひた隠す謎の過去。家庭崩壊の危機を前に、靖は一人奮闘するが…。優しくも切ない家族小説。
Amazon.co.jp: 真夜中の運動会: 池永 陽: 本
池永 陽(いけなが よう、1950年6月29日 - )は、日本の小説家。

経歴]愛知県豊橋市生まれ。本名・池田誠。岐阜県立岐南工業高等学校卒業。グラフィックデザイナー、コピーライターなどを経て、1998年「走るジイサン」で小説すばる新人賞受賞。2006年『雲を斬る』で中山義秀文学賞を受賞

著書
現代小説
走るジイサン(1999年1月 集英社 / 2003年1月 集英社文庫)
ひらひら(2001年11月 集英社 / 2004年1月 集英社文庫)
コンビニ・ララバイ(2002年6月 集英社 / 2005年6月 集英社文庫)
水の恋(2002年9月 角川書店 / 2005年12月 角川文庫)
アンクルトムズ・ケビンの幽霊(2003年5月 角川書店)
【改題】国境のハーモニカ(2007年9月 角川文庫)
指を切る女(2003年12月 講談社 / 2006年12月 講談社文庫)
となりの用心棒(2004年9月 角川書店 / 2008年11月 角川文庫)
ゆらゆら橋から(2004年12月 集英社 / 2008年1月 集英社文庫)
殴られ屋の女神(2005年3月 徳間書店 / 2008年9月 徳間文庫)
でいごの花の下に(2005年8月 集英社 / 2009年6月 集英社文庫)
ペダルの向こうへ(2006年1月 光文社 / 2009年7月 光文社文庫)
少年時代(2006年7月 双葉社 / 2009年5月 双葉文庫)
水のなかの螢(2006年12月 集英社 / 2011年4月 集英社文庫)
そして君の声が響く(2007年8月 集英社文庫)
花淫れ(2007年9月 角川書店 / 2012年1月 角川文庫)
真夜中の運動会(2008年7月 朝日新聞出版)
珈琲屋の人々(2009年1月 双葉社 / 2012年10月 双葉文庫)
夢ほりびと(2010年1月 文藝春秋)
化石の愛(2010年6月 光文社)
漂流家族(2011年3月 双葉社)
青い島の教室(2012年7月 潮出版社)
ちっぽけな恋(2013年5月 双葉社)

時代小説
占い屋重四郎シリーズ[編集]占い屋重四郎江戸手控え(2009年9月 徳間書店 / 2012年2月 徳間文庫)
奇妙な絵柄(2012年2月 徳間書店)

その他
雲を斬る(2006年3月 講談社 / 2009年11月 講談社文庫)
緋色の空(2009年5月 講談社)
剣客瓦版つれづれ日誌(2010年10月 講談社)
風を断つ(2011年7月 講談社)
用心棒日暮し剣―波燃える(2011年10月 角川書店)

池永陽 - Wikipedia
posted by りょうまま at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 池永陽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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