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全部得られないこともある 津村記久子さん
2021.1.23(土)
6.「これからお祈りにいきます」2013
2020.10.16 金
2020.10.28 水
2王国p44〜59・・・ソノミは幼稚園で転んでひざを怪我した。完治するまでの記録。・・ラスト「見守ってるとデリラは漂ってした。あなたが私の存在を信じている限り」
3ペチュナホールを知る20の名所 p62〜76
4.喫茶店の周波数 p78〜91 行きつけの紅茶専門喫茶店が閉店になる。私(38才男)は今まで店内で聴かせてもらった話を思い出す
5.Sさんの再訪 ・・大学時代の友人佐川さんから26年ぶりにはがきが届いた。佐川さんのことを思い出すために当時の日記を読み返す。読み終わって、私は夫阪上さんとの離婚を決めた。
6.行列 p102〜p135
2015.2.10(火)~2.16(月)
25.エブリシング・フロウズ(2014.8)
席替え、クラス替え、受験、引っ越し…。中学3年生の人間関係はつねに変わり続ける。大阪を舞台に、人生の入り口に立った少年少女の、たゆたい、揺れる心を繊細な筆致で描く。『別册文藝春秋』掲載を単行本化。
エヴリシング・フロウズ(2014年08月)|津村 記久子 |文藝春秋 |商品詳細ページ |丸善&ジュンク堂ネットストア
読了に5日間もかかってしまった

結局・・じわじわとしみこんできて、ホロリとなきたくなったり笑いたくなったり・・最後「読みきってよかった」とさっぱりした気持ち・・それにしても・・退屈なんだけどやめられないというのは不思議・・

ヒロシくんたちみんなに「・・お疲れ様、頑張ったねー・・」と言ってあげたい・・冷たく笑われそうだけれど・・
★★★★
2014.7.24(木)
「まともな家の子供はいない」(2011.8.)
大人なら大人らしくしろ。
父親がいる家にはいたくない。セキコは苦しかった。塾の宿題は重く母親はうざく妹はテキトー。世の中にまともな家はあるのか。怒れる中学3年生のひと夏の物語。
「一週間以上ある長い盆休みはどう過ごせばいいのだろう…気分屋で無気力な父親、そして、おそらくほとんど何も考えずに、その父親のご機嫌取りに興じる母親と、周りに合わせることだけはうまい妹、その三者と一日じゅう一緒にいなければならない。…」14歳の目から見た不穏な日常、そこから浮かび上がる、大人たちと子供たちそれぞれの事情と心情が、おかしくも切ない。
筑摩書房 まともな家の子供はいない / 津村 記久子 著
2014.4.14(月)
「とにかくうちに帰ります」(2012.2.25)
○「職場の作法」・・静かに仕事をこなしていく田上さんの閻魔帳には・・
・どんな扱いを受けても自尊心は失わないこと。・・
・不誠実さには適度な不誠実さで応えてもいいけれど、誠実さには全力をつくすこと・・
(P17)
2014.3.18〜
「婚礼・葬礼・その他」(2008.7)
面白かった

出だしはやっぱり暗くていじいじしてて・・やれやれと思っていたら・・
どんどん笑えてきて・・爆笑

映画にしたら面白いだろうなあ・・絶対見たいっつ


◆主人公は「ヨシノ」・・結婚式の最中に、上司の父は死んだから・・と葬式に駆けつけるようにといわれる・・85歳で亡くなったという上司の父は、元小学校の校長で、部下の女教師を20年間愛人にしていて他にもちょこちょこ遊んでいたという・・
◆思えばしょうもないけれども楽しい日々だった。当時はそういう時間に終わりが来ることは頭では理解していたけれど、会社に入り、しがらみに負けて、葬式をやる会館のトイレから友達の結婚式のスピーチをする羽目になるなどとは予想もしていなかった・・P47・・・笑える・・

同時収録「冷たい十字路」(文学界 2007年6月)・・さてこちらは・・

○・・気をつけたって仕方ない、不幸はそんなものかいくぐってやってくる・・P94
★★★
大学時代の友人結婚式に出席中、上司の親の通夜手伝いに呼び出されたОLヨシノ。二次会幹事とスピーチを相方に押し付け、喪服に着替えて急きょタクシーで葬儀場へ。既に大多数の社員が集まり、打ち合わせを重ねるなか、ヨシノを猛烈な空腹感が襲う。「マジマ部長の親父とやら、間が悪すぎる…もう一日ぐらいなんとかならなかったのか」ヨシノのてんやわんやな一日はまだまだ続く。芥川賞候補作。
09年に「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年に「ワーカーズ・ダイジェスト」で織田作之助賞を受賞し、いまもっとも乗っている女性作家の傑作中篇。「冷たい十字路」を併録。文春文庫『婚礼、葬礼、その他』津村記久子 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
★★★
な、なーーんと


芥川賞作家・津村記久子の軽妙な小説の、オーディオドラマ化。
〜FMシアター〜
『婚礼、葬礼、その他』
結婚式とお葬式。それは人を呼び出す「召喚」の魔法―。
【NHK FM】
2014年1月25日 午後10時〜午後10時50分(全1回)
【出演者】
貫地谷しほり 山中崇 市原朋彦 木下あかり
山下容莉枝 佐藤直子 下池沙知 山下真琴
小杉幸彦 夏川加奈子 新名杏梨 田中奈緒子
【原作】津村記久子
【脚色】中澤香織
【音楽】谷川賢作
【スタッフ】
演出:木村明広
技術:若林政人
音響効果:岩崎進
【あらすじ】
「人を呼ぶことは天分。自分にその才能はない」と思い込んでいる女性・ヨシノは、呼ぶことはできなくても頻繁に呼ばれる人生を送っている。ある日、楽しみにしていた旅行をキャンセルしてまで臨んだ結婚式当日、今度は会社の通夜に来るよう命ぜられてしまう…。
婚礼と葬礼という二大行事に「召喚」、つまり呼び出され、そして振り回される主人公の怒涛の一日をユーモラスに描きながら、人生の哀しさと楽しさ、生きることの実感を浮かび上がらせる。
公式HP『婚礼、葬礼、その他』
ラジオで聴くのが大変という方は、パソコンや…
らじる★らじる NHKネットラジオ
スマートフォンのアプリでも♪
らじる★らじるアプリ
【出演します】オーディオドラマ『婚礼、葬礼、その他』|市原朋彦オフィシャルブログ「朋彦の隠れ家」Powered by Ameba
「ポストライムの舟」2013.3.4
2014.3.1〜
「ワーカーズダイジェスト」2011.3
だらだらしている物語でちっとも面白くない・・



◆奈加子 32歳。。10年以上つきあった孝と別れたばかり・・職場の人間関係も危うし
◆重信 32歳・・東京から実家のある大阪に転勤になった。建築中のマンション周辺の一部の住民からの苦情を処理中・・
という状態・・3/3・・「ポースケ」はよかったんだけどなあ

今日で読みおわらなかったら途中でもやめよっと💧
3/5読了・・・ラスとはほのぼのとなってきて良かった・・ほっとした・・読み終えてよかった・・くたびれた・・

2014.2.18〜ただいま眠し・・(4時おきのせいと思われる・・)
2014年第1位になるかも・・
「ポースケ」2013.12
ポースケってなんのことよ??いらいらが募る中。。どうたら「フィンランドの祭り、復活祭のようなもの・・」と判明・・なぜポースケがでてくるの??と新たな疑問もわきあがるが・・まずは納得・・・

現在、倒れそうなくらい眠い・・💤💤・・7時から14時までのパート竹井さんのようだ・・
(寒い廊下に出たら・・少し目が覚めた・・しかし長くはもつまい・・)
「ポースケ」は登場人物が多くて・・


舞台が「奈良」というのも判明した・・
主人公ヨシカ(畑中芳夏)・・飲食店経営(コーヒー、紅茶、ケーキ、豚ドンなどの定食)恰幅がよくてきぱき働く
とき子さん・・15時からのパートさん。50代、大人になった3人の子持ち。介護も終了。
竹井さん・・・上司との関係からうつ病になって職場を退社。ヨシカ店へパートにきている。28歳だけどおばあさんみたいなたたずまいを見せることがある。雑学が豊富
ナガセ・・・まかないを食べにくる友人
他、登場人物多数・・
「人は難しい。ひとりになりたいといつもおもっているけれど、完全にほうっておかれるとかまわれたいと思う・・」BYヨシカ
・頭が邪魔なんだと思う。人間はどうして今起こっていないことに苦しんだりするのだろうか。今がなんとか安全ならばなぜそれでいいと割り切れないのだろう。できれば、仕事の合間は頭を切り落として首から下だけで生活したいと佳枝は思う・・・P98
津村記久子(つむら きくこ、1978年1月23日[2] - )は、日本の小説家。大阪府出身。大阪府立今宮高等学校、大谷大学文学部国際文化学科卒業。『ミュージック・ブレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞受賞。『ポトスライムの舟』で第140回(2008年下半期)芥川賞受賞。
幼少時には児童書をまねて文章を書いていたが、中学生のころからは音楽に親しむようになって執筆活動を中断。大学入学後に再び読書に目覚め、大学3年から本格的に小説を書き始める[1]。2005年に「津村記久生」名義で投稿した「マンイーター」(単行本化にあたり「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞を受賞し、小説家デビュー。2008年には「カソウスキの行方」で初めて芥川賞候補(第138回)となり、続く第139回でも「婚礼、葬礼、その他」がノミネートされる。同年、『ミュージック・ブレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞を受賞。同年、咲くやこの花賞を文芸その他部門で受賞。2009年、「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞受賞。2011年、『ワーカーズ・ダイジェスト』で第28回織田作之助賞受賞。2013年、『給水塔と亀』で第39回川端康成文学賞受賞。
人物
日中は土木関係のコンサルティング会社に勤務し、帰宅後に一眠りした後、深夜から未明にかけて執筆活動に取り組んでいる。9歳の時に両親が離婚。大学を卒業して初めて勤めた会社では、上司のパワーハラスメントを苦にして9ヶ月で退社した経験をもつ[3]。
好きな作家としてカート・ヴォネガットとギルバート・ケイス・チェスタートンを挙げている[4]。他にR・A・ハインライン『ラモックス』やアラン・ムーア『ウォッチメン』などのSFも愛好する[5]。
作品一覧
単行本
『君は永遠にそいつらより若い』(筑摩書房、2005年)のち文庫
『カソウスキの行方』(講談社、2008年)のち文庫 カソウスキの行方(『群像』2007年9月号)
Everyday Write A Book.(『小説すばる』2006年7月号)
花婿のハムラビ法典(『群像』2006年5月号)
『婚礼、葬礼、その他』(文藝春秋、2008年) 婚礼、葬礼、その他(『文學界』2008年3月号)
冷たい十字路 (『文學界』2007年6月号)
『ミュージック・ブレス・ユー!!』(角川書店、2008年)のち文庫
『アレグリアとは仕事はできない』(筑摩書房、2008年) 『ちくま』2007年7月−2008年1月連載「コピー機が憎い!」を改題
『八番筋カウンシル』(朝日新聞出版、2009年)
『ポトスライムの舟』(講談社、2009年)のち文庫 ポトスライムの舟(『群像』2008年11月)
十二月の窓辺(『群像』2007年1月号)
『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社、2011年)
『まともな家の子供はいない』(筑摩書房、2011年)
『とにかくうちに帰ります』(新潮社、2012年)
『やりたいことは二度寝だけ』(講談社、2012年)
『ウエストウイング』(朝日新聞出版、2012年)
『ダメをみがく "女子"の呪いを解く方法』(紀伊國屋書店、2013年)深澤真紀との対談集
『これからお祈りにいきます』(角川書店、2013年)
単行本未収録作品
炎上学級会(『小説すばる』2007年3月号)
バンドTシャツと日差しと水分の日(『Papyrus』VOL.20)
津村記久子 - Wikipedia